@article{oai:mue.repo.nii.ac.jp:00001195, author = {山内, 明美 and 齋藤, 勇輔}, journal = {宮城教育大学紀要}, month = {Jan}, note = {本稿では、「働き方改革」に関わる教育行政施策の諸課題を踏まえつつ、教育労働論の視点を中心に教職の性質を問いなおし、エスノグラフィーの手法を用いて学校管理職のおかれる現在的な課題を考察することとした。近年、教育の世界に市場主義的なシステムが導入され、教職の責任関係のゆがみを一端として多忙化などが社会問題となっている。教育行政は教員の「働き方改革」を推し進め、学校現場では時間管理のしくみや業務の明確化が検討・実施されている。調査の結果、学校管理職は、「子どもたちのために」という理念のもと「働き方改革」に関わる学校実践を行うなかで自身の超過勤務を前提として教員の「負担感」の軽減に寄与していることが明らかになった。一方で、学校管理職の実質的な過重労働は制度システムに隠蔽されており、その立場性固有の責任と行動規範が存在することを指摘する。}, pages = {83--104}, title = {教員の感情労働と教職倫理―ある小学校における学校管理職と教諭を対象とした実態調査を中心に―}, volume = {55}, year = {2021} }