@article{oai:mue.repo.nii.ac.jp:00001214, author = {信太, 昭伸}, journal = {宮城教育大学紀要}, month = {Jan}, note = {東日本大震災を含め、明治以降9度、津波に襲われた石巻市にとって、地震・津波は生命を脅かす可能性の高い災害である。児童・教職員が犠牲になった大川小学校の裁判では、事前防災の不備を認めた判決が確定した。学校は、児童生徒の学校安全のため、これまで以上の高いレベルの対応力が求められている。震災以降に採用された教職員の増加や震災を経験していない児童生徒の増加が今後予想される。安心・安全な学校づくりと児童生徒の命を守る教育の推進は喫緊の課題である。これらの実現のためには、教職員の各ライフステージに求められる資質能力の目安は異なるが、互いに認め合い、危機管理対応ができるように多層的な人材育成や組織づくりが不可欠である。こうした捉え方を基に、本稿では、筆者が管理職として勤務していた石巻市A校での取組を紹介する。安全教育と安全管理の側面から学校現場で行われた事例をここに報告するとともに、教職大学院での授業づくりも含め、今後の危機に強い組織づくりの可能性を提示する。}, pages = {277--286}, title = {危機管理対応に強い組織づくり~多層的な人材育成の観点から}, volume = {55}, year = {2021} }