@article{oai:mue.repo.nii.ac.jp:00001223, author = {小島, 雪子}, journal = {宮城教育大学紀要}, month = {Jan}, note = {『万葉集』においては、わずか一例のみであった「よもぎ」の用例が、十世紀半ば頃になって、和歌や日記、物語の中に散見されるようになり、その後、詠まれるべき草、語られるべき景物となっていく。その理由の一つとして、その時期までに、中国文学に認められる「蓬」に触れたこと、それらに学んで日本においても「蓬」を用いて漢詩文を作ったことを挙げることができる。中国古典文学の言葉の世界、平安初期の日本の漢詩文、さらに、かなで書かれた和歌、日記、物語へと、何が学ばれ、どのような展開をみせているかを考えてゆくために、本稿では、平安初期までの漢詩文における「蓬」が、どのように表現されているかを明らかにし、それらと中国文学との関わりについて検討する。}, pages = {394--404}, title = {平安時代文学における「よもぎ」「蓬」について(一)――平安初期までの漢詩文における「蓬」を中心に――}, volume = {55}, year = {2021} }