@article{oai:mue.repo.nii.ac.jp:00001229, author = {小塩, さとみ}, issue = {2}, journal = {宮城教育大学教職大学院紀要, Bulletin of Miyagi University of Education Graduate School for Teacher Training}, month = {Mar}, note = {本論考では音楽科における「資質・能力」について音楽学の立場から考察した。平成29年告示の学習指導要領の文言を確認した上で,音楽科の特性として,①実技教科である,②表現と関わる教科である,③学校外の音楽活動と密接な関係をもつ,④個人の趣味と深く関わる,⑤「音楽」と聞き思い浮かべるものが個人によって異なる,⑥授業で扱う「音楽」は拡大している,という6点の説明を行った。学習指導要領に記されている「音楽的な見方・考え方」には唯一の正解はない。音楽科では多様な音楽を扱うため音楽の種類によって「見方・考え方」は異なる。また「知識と技能と表現」は密接な関係にあり,切り分けて扱うことはできない。音楽科の「資質・能力」とは表現(演奏・創作)や鑑賞といった音楽体験を積み重ねる中で培われる。教員も自身が多様な音楽に親しみ,音楽の種類に適した「見方・考え方」を自分自身の中に持てるようにすることが重要である。}, pages = {11--20}, title = {音楽科の「資質・能力」を考える〜音楽学の立場から〜}, year = {2021} }