@misc{oai:mue.repo.nii.ac.jp:00001427, author = {武田, 直樹}, month = {Mar}, note = {2020年より小学校で完全実施されている学習指導要領の中で教育活動全般における資質・能力は「何を理解しているか(知識・技能)」「理解していることをどう使うか(思考力・判断力・表現力等)」「どのように社会・世界と関わりよりよい人生を送るのか(学びに向かう人間性等)」という三つの柱で整理されている。これらを各教科の授業で育成していくことになる。ねらいや特性の異なる教科の授業を通じて,教科を横断する資質・能力を育む意識がこれからの授業づくりに求められていく。  「教科の固有の知識やスキル」は,「教科の本質にかかわる見方・考え方」を働かせることによって「教科を横断する汎用的なスキル」につながっていく(図1)。つまり,各教科の中で教科横断的な資質・能力を育成するためには,算数なら算数,社会科なら社会科の「教科の本質にかかわる見方・考え方」を正確にとらえて授業づくりをすることが求められていくことになる。各教科の見方・考え方を働かせることは,学習指導要領の中でも授業改善の鍵になるものとして挙げられている。社会科においても社会的な見方・考え方をどのように課題解決学習の中に取り入れていくのかを改めて吟味し,授業づくりをしていくことが求められている。  本研究では,まず,小学校社会科で育むべき資質・能力を明らかにし,その上で教材研究や学習方法,評価について具体的に提案する。}, title = {社会科の本質的な資質・能力を育成する授業づくり}, year = {2021} }