@article{oai:mue.repo.nii.ac.jp:00001504, author = {金田, 裕子}, issue = {3}, journal = {宮城教育大学教職大学院紀要, Bulletin of Miyagi University of Education Graduate School for Teacher Training}, month = {Mar}, note = {本稿では、学習における参加に関する近年の認知科学の知見と教室における子どもの学習経験の多層性に着目した研究を参照し、認知的・社会的・実存的な三つの相で構成される授業と学習の概念について示した。近年の認知科学における学習理論は、学びにおける社会的な過程を個人の概念構築における他者との対話、自己内対話だけでなく、知識の協働構築、文化的実践への参加といった社会的な相に拡張して捉えていた。一方で、学びにおける社会的な相は、認知的な相に解消されることはなく、現実の教室における対人関係の特徴を学びの文脈において明らかにし、教師が文化的実践の場へと対人関係を編み直す営みを捉えることが必要である。そこで、教室の社会的な関係の相を参加構造の概念によって捉え、協働的な学習における多層的な会話フロアを公共圏の創出として描く可能性を検討した。}, pages = {33--42}, title = {教室における「参加」を問い直す}, year = {2022} }