@article{oai:mue.repo.nii.ac.jp:00001627, author = {吉田, 剛 and 管野, 友佳}, issue = {4}, journal = {宮城教育大学教職大学院紀要, Bulletin of Miyagi University of Education Graduate School for Teacher Training}, month = {Mar}, note = {本稿は,我が国における社会系教科の「社会的事象等について調べるまとめる技能」,そして地理教育カリキュラムとしての探究技能の一貫性を考えるために,オーストラリア連邦NSW州地理シラバス2015年版の『地理的探究スキル』の一貫性について分析・考察した。『地理的探究スキル』の一貫性は,六つの要素が司り,それらは,『獲得』『処理』『伝達』の三つの学習過程における系統表に反映されていた。系統表にみる思考の動作を示す動詞や,小単元の「具体的な活動指示場面」における思考の動作を示す名詞について分析・考察すると,概ね全学習段階でみられる思考の動作を示す動詞や名詞は,一貫性に関わる基礎・基本としてみられた。そして思考の動作を示す名詞の分析を通じて,『獲得』『処理』『伝達』の学習過程は,学習段階に応じて三つの重みが移り変わることも明らかにされた。これらの結果をもとに,我が国における社会系教科の「社会的事象等について調べまとめる技能」,そして地理教育カリキュラムとしての一貫性を整備・発展させるための有益な知見が得られた。}, pages = {51--63}, title = {オーストラリア連邦ニューサウスウェールズ州幼小中高一貫地理シラバス2015年版の地理的探究スキルの分析 : 我が国の「社会的事象等について調べるまとめる技能」の改善に向けて}, year = {2023} }