@article{oai:mue.repo.nii.ac.jp:00001631, author = {齋藤, 祐佳 and 久保, 順也}, issue = {4}, journal = {宮城教育大学教職大学院紀要, Bulletin of Miyagi University of Education Graduate School for Teacher Training}, month = {Mar}, note = {本研究は,小学生の算数グループ学習に,哲学対話の手法であるp4c(philosophy for children)を導入し,その効果と課題を検討したものである。グループ学習における相互作用に着目し,児童の性格特性として「相互独立性―相互協調性」と,p4c導入との関連について検証した結果,「相互独立性―相互協調性」の高低に関わらずp4c導入に肯定的な回答が得られた。さらに,p4c導入によって,グループ学習の話し合いにおける児童間の発言回数が均されることが示された。また,テキスト分析から,p4c導入は,児童が意見を表出する機会を保障するだけでなく,周囲の児童が意見を受容する機会を増加させ,相互作用を促進させることが推測された。相互作用の促進をねらいとするp4c導入の具体的な手法として,児童の発言権を可視化する道具の使用と,その使い方を中心とするルール設定の有効性が明らかになった一方で,教科の特徴に適合する問いの開発と活用に関する課題が明らかになった。}, pages = {111--120}, title = {小学生の算数グループ学習におけるp4c導入の効果と課題 : 児童同士の相互作用に着目して}, year = {2023} }