@article{oai:mue.repo.nii.ac.jp:00001632, author = {寺嶋, 敬汰 and 齋藤, 玲 and 鈴木, 渉 and 越中, 康治}, issue = {4}, journal = {宮城教育大学教職大学院紀要, Bulletin of Miyagi University of Education Graduate School for Teacher Training}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は,中学生が英語の語彙を学習する際に使用する語彙学習方略と,彼らの有する英語の語彙サイズとの関連を明らかにすることである。中学3年生38名を対象に語彙学習方略に関する質問紙調査及び語彙サイズテストを実施した。語彙サイズテストと語彙学習方略との間の相関分析を実施したところ,語彙サイズとの相関係数は体制化方略(r=.26)とイメージ化方略(r=.22)で正の値を示したが,反復方略では負の値(r=−.21)を示した。また,語彙サイズを目的変数とする重回帰分析を行ったところ,語彙学習方略との関連だけでなく,一次の交互作用(語彙学習方略の組み合わせの効果)が認められた。特に後者の結果から,語彙学習方略を組み合わせることで,単体で語彙学習方略を使用している際より効果があることや,むしろ組み合わせることで,効果が減少してしまう可能性が示唆された。本研究を総合して,今後,語彙学習方略単独としての議論だけでなく,語彙学習方略の組み合わせにも着目して,語彙の獲得について議論することが有用であろうことが示された。}, pages = {121--128}, title = {中学生の英語語彙サイズと語彙学習方略との関連 : 語彙学習方略の組み合わせの観点から}, year = {2023} }