@article{oai:mue.repo.nii.ac.jp:00001636, author = {三井, 雅視}, issue = {4}, journal = {宮城教育大学教職大学院紀要, Bulletin of Miyagi University of Education Graduate School for Teacher Training}, month = {Mar}, note = {学校における教育活動の中核は,言うまでもなく,日々の授業である。多くの教師が「よりよい授業をしたい」という願いをもち,授業研究に取り組んでいる。 しかし,そう願いながらも,日々の業務に追われ,授業研究に十分に注力できないという悩みを抱えている,というのが実情ではないだろうか。放課後の会議,提出書類の作成,保護者対応などを行っていると,翌日の授業の準備は後回しとなってしまう。また,様々な事情から勤務時間終了後,すぐに退勤せざるを得ないこともあるだろう。そのような中で,教材と向き合いながら次の授業の構想を練ったり,授業について同僚と語り合ったりする時間と場はどんどん少なくなってきている,という実感がある。教師の「多忙感」の高まりとともに,こうした傾向は今後さらに強まっていくことが危惧される。稲垣・佐藤(1996)は,その「あとがき」で「授業と授業研究は,本来,面白く楽しいものだと思う」と述べている。私たちは今,その「面白さ」や「楽しさ」を味わうことができているのだろうか。日々の授業実践を,自らの教師としての成長へとつなげていくには,授業者が自分なりの問題意識やこだわりをもって授業に臨むこと,そして,自分自身や仲間との対話を通して省察し,よりよい授業の創造を目指していくことが大切だと考える。こうした思いから,2021年7月,私は数名の仲間と共に「授業を語る会」という授業研究の場を創ることにした。本稿では,2021年7月から2022年2月にかけて行った「授業を語る会」の活動の概要についてまとめていく。}, pages = {159--172}, title = {教師の省察を深める授業研究の場を創る試み}, year = {2023} }