@article{oai:mue.repo.nii.ac.jp:00000177, author = {越中, 康治}, journal = {宮城教育大学紀要}, month = {}, note = {P(論文), 本研究の目的は、大学における授業実践をもとに、受講者同士の意見交換によって体罰に関する信念がいかに変化するかを検討することであった。道徳性や規範意識の芽生えを培う上で「どんなことがあっても幼児に手をあげるべきではない」という考えについて、意見交換の前後で賛否の割合がどのように変化するかを検討するとともに、賛否の理由づけについてテキストマイニングによる分析を行った。その結果、受講者における賛否の割合は意見交換の前後で大きく変化せず、その理由づけも比較的一貫したものであったが、賛成から反対に転じた者については、その多くが、自他の命や危険にかかわる問題に言及して手をあげることを肯定するようになったことが確認された。体罰に関する信念は、「自愛の思慮」や「他者の損害」などの概念がいかに形成されるかに関する個人の考え方、すなわち道徳発達観と深くかかわっている可能性が示唆された。}, pages = {217--225}, title = {体罰に関する大学生の信念に及ぼす意見交換の影響}, volume = {45}, year = {2010}, yomi = {エッチュウ, コウジ} }