@article{oai:mue.repo.nii.ac.jp:00000186, author = {小金澤, 孝昭}, journal = {宮城教育大学紀要}, month = {}, note = {P(論文), 地域・経済社会を分析する方法は、多様であり十分体系化されていない。それは地域が具体的であるため、人口や産業、地方財政、社会組織、歴史的変化と地域に注目する角度が多様だからである。また、地域を分析する時には具体的な地域に生起する諸問題の解決という意識が強力に働くため、地域の全体構造よりも問題の要因分析に注目する傾向が強くなる。あらためて地域経済ならびに地域社会の全体構造を問われるとその分析の体系が整理されていない。また地域経済分析の体系化を遅らせるもうひとつの要因は、地域経済と国民経済との関連性が十分捉えられていないからである。地域経済の多くは、地域経済を国民経済からあたかも切り取った形で議論し、その上で国民経済と関連付ける手法が多くとられる。しかし、現代社会において地域経済は、国民経済の地域構造の中で動きながら、地域に固定された土地、資源、資本、労働力の規制を受けて相対的に自律した形態を示すのである。そのため地域経済分析は、国民経済との関連性で行なわれる必要がある。本論では地域経済分析ならびに地域社会とのかかわりを踏まえて研究を行なってきた青野寿彦氏の所論を検討して、地域経済分析の具体的な方法について整理することを目的とした。ここでは、地域経済と地域構造の捉え方と地域社会分析を射程にいれた地域経済分析の実際について整理検討した。}, pages = {1--14}, title = {地域経済・社会を分析する : 青野寿彦氏の所論を中心にして}, volume = {46}, year = {2011}, yomi = {コガネザワ, タカアキ} }