@article{oai:mue.repo.nii.ac.jp:00000193, author = {出口, 竜作 and 荒川, 美緒 and 金, 洋太 and 小野寺, 麻由 and 石森, 彩希 and 並河, 洋}, journal = {宮城教育大学紀要}, month = {}, note = {P(論文), クラゲを含む刺胞動物の卵では、第二極体形成後に、動物極に限定された精子の付着・融合が起こる。本研究では、タマクラゲの卵母細胞の極体形成、およびタマクラゲとエダアシクラゲの卵への精子付着・融合の過程を、顕微鏡に装着したビデオカメラを用いて連続的に記録し、解析を行った。その結果、タマクラゲの極体形成過程では、第一極体のほうが第二極体よりも大きいこと、第一極体と第二極体は互いに近傍な位置に形成されるものの、両者の形成場所は完全には一致しないこと、第一極体が分裂する場合としない場合があること、などが分かった。また、タマクラゲとエダアシクラゲの卵に媒精した後の過程については、精子の付着・融合が動物極の周辺(エダアシクラゲでは、特に雌性前核の周縁部)で起こること、最初に付着した精子が融合に至り、その後の精子は融合できないこと、融合の際に精子が横向きになること、精子の融合に伴って卵が変形すること、などが見出された。今回得られた映像は、クラゲの卵成熟や受精過程を研究する上での基礎データとしてだけでなく、教育現場で使用する教材としても利用価値があると考えている。}, pages = {97--106}, title = {クラゲ卵における極体形成および精子付着・融合過程のビデオ撮影}, volume = {46}, year = {2011}, yomi = {アラカワ, ミオ and コン, ヨウタ and オノデラ, マユ and イシモリ, サキ and ナミカワ, ヒロシ} }