@article{oai:mue.repo.nii.ac.jp:00000214, author = {小金澤, 孝昭 and 海川, 航太}, journal = {宮城教育大学紀要}, month = {}, note = {P(論文), 今回の研究を通して、海岸林や屋敷林(いぐね)が津波・瓦礫から建物被害を軽減させ、後背地の被害を和らげる力を明らかにした。今回の大津波で、緑豊かな仙台平野の姿は一変した。ヒアリング調査では、「集落全体を囲うようないぐねを国や自治体で作っていくべきではないか」という回答が得られた。現代の居住構造からしても、いぐねを手入れする手間を考えると、若い世代が個人でいぐねを設けることは難しい。浸水したが現在もいぐねを守り、そこにまた住んでいくという人々は、国や自治体が何らかの補助で、いぐねのある昔ながらの屋敷として復活したいと望んでいる。また、集団移転などで新たな集落、あるいは人口密集地域を今後仙台平野の微高地に作る場合には、集落を一周するような大きな島のようないぐねを作ることで、防災・防砂に加え、緑豊かな仙台平野というイメージの復活につながっていくことが課題となっている。いぐねは、歴史ある緑豊かな仙台平野を復活させるシンボルである。}, pages = {1--9}, title = {仙台平野の海岸林・屋敷林(いぐね)の災害調整サービス機能}, volume = {47}, year = {2012}, yomi = {コガネザワ, タカアキ and ウミカワ, コウタ} }