@article{oai:mue.repo.nii.ac.jp:00000228, author = {神谷, 拓 and 伊藤, 嘉人 and 玉腰, 和典}, journal = {宮城教育大学紀要}, month = {}, note = {P(論文), 本研究の目的は、東日本大震災後に開催された運動会のフィールドワークを通して、学校の統廃合をめぐる教師、生徒、地域住民の「意志」について明らかにすることである。対象としたのは、同震災によって甚大な被害を受けた、M県の沿岸部に位置するH市のN2中学校で開催された「親子大運動会」である。調査の結果、この運動会において、教師、生徒、地域住民の「意志」は緩やかに繋がっていたものの、生徒たちの「統廃合を受け入れるまでには至っていない」という「意志」が、他の立場では共有されていないことが明らかになった。このことにより、本研究では「親子大運動会」が、教師、生徒、地域住民の「連帯と団結による意志表明」の場には「ならなかった」と結論づけた。とりわけ、27.3%の生徒が「私たちの意見も聞いて欲しかった」と述べていることから、日常生活における「意志表明の場」(子どもの意見表明権)を回復していくことが、今後の「親子大運動会」、及び、地域復興の課題になるだろう。}, pages = {163--185}, title = {東日本大震災後の運動会 : 学校の統廃合をめぐる教師、生徒、地域住民の「意志」の諸相}, volume = {47}, year = {2012}, yomi = {カミヤ, タク and イトウ, ヨシヒト and タマコシ, カズノリ} }