@article{oai:mue.repo.nii.ac.jp:00000273, author = {越中, 康治}, journal = {宮城教育大学紀要, Bulletin of Miyagi University of Education}, month = {Jan}, note = {本研究の目的は、小学校教諭における道徳教育のイメージと権威主義的伝統主義との関連について、教職に就く前と現在のイメージの相違に焦点を当てて検討することであった。この目的のために、現職の小学校教諭を対象として質問紙調査を実施し、権威主義的伝統主義尺度への回答を求めるとともに、道徳教育に対して教職に就く前にどのようなイメージをもっていたか、さらには、教職に就いている現在どのようなイメージをもっているかをSD 法により尋ねた。形容詞対15項目について評定を求めた結果から、小学校教諭の道徳教育に対するイメージは、教職に就く以前よりも、「明るい」「からっとした」「開放的」「多様な」「やわらかい」などの方向に、ポジティブに変化していることが示された。また、権威主義的伝統主義傾向の強い小学校教諭は、教職に就く前も現在も一貫して、道徳教育に対して「はげしい」「強い」というイメージをもっていることが示された。小学校教諭の道徳教育に対するイメージは、教職経験を通して変容するものであると同時に、権威主義的伝統主義などのパーソナリティによって規定される部分もある可能性が示唆された。}, pages = {221--228}, title = {小学校教諭における道徳教育のイメージと権威主義的伝統主義との関連 : 教職に就く前と現在のイメージの相違に焦点を当てて}, volume = {48}, year = {2014} }