@article{oai:mue.repo.nii.ac.jp:00000279, author = {吉村, 敏之}, journal = {宮城教育大学紀要, Bulletin of Miyagi University of Education}, month = {Jan}, note = {雑誌『教育論叢』において、1932年から1941年にわたり、教師が担任学級の子どもの事実を対象として問題の改善をはかる研究が展開された。1937年には「学級児童観察記録」をふまえた、子どもの生活に関する事例研究が始まった。『教育論叢』誌で進められた、教師による子ども研究の特徴として、次の点が指摘できる。(1)教師が自分の学級における子どもの姿を観察し、記録した。事例研究の対象とした。(2)子どもの姿を、教師との関係や他の子どもたちとの関係と結びつけて、学級集団の中でとらえた。(3)子どもの心理を、社会とのかかわりの中でとらえようとする姿勢があった。(4)学級における子どもの生活の事実から理論を発見しようと志向した。(5)編集者の瀬川頼太郎と教師たちによる、協同の研究が進められた。}, pages = {281--293}, title = {雑誌『教育論叢』における子ども研究 : 教師による学級集団の観察と記録}, volume = {48}, year = {2014} }