@article{oai:mue.repo.nii.ac.jp:00000355, author = {小金澤, 孝昭 and 佐々木, 達 and 三宅, 良尚 and 庄子, 元}, issue = {17}, journal = {宮城教育大学情報処理センター研究紀要 : COMMUE, COMMUE}, month = {Mar}, note = {40018712004, 東北地方の農業・農村の実態について、グローバル経済の影響を受ける市場の機能に注目して検討した。農産物市場については、農業作物の単一経営の進展に注目し、この動向を指標にして東北地方の農業経営のタイプを検討した。労働市場については、農家の兼業化率を指標にしながら農家の兼業化と作物選択の関係や農業従事者の高齢化について分析した。土地市場では、農地についての旺盛な市場競争が認められず、農地市場から排除される耕作放棄地の増大に注目した。東北地方の農業・農村は、グローバル化の影響を受けながら、食料生産機能と農業による環境保全機能の両方を失いかけている危機的な状況を見て取ることができた。この事態をどのように再生するかは、環境保全農業や小規模な地産地消農業などの芽が生まれているが、いずれにしても我が国の賢い農業政策の立案と運用が要請されている。}, pages = {17--25}, title = {東北地方の農業・農村機能の変遷}, year = {2010} }