@article{oai:mue.repo.nii.ac.jp:00000413, author = {小金澤, 孝昭 and 石崎, 達也}, journal = {宮城教育大学紀要, Bulletin of Miyagi University of Education}, month = {Jan}, note = {林業の衰退により、森林資源の豊富な東北地方においても、森林の荒廃は発生している。福島県西会津町のように地域の林産資源の特色を活かした林業を行ってきた地域では、国有林地帯に比べて森林の荒廃は抑えられているものの、森林の荒廃は深刻になっている。こうした森林の荒廃に対抗する取り組みについて、本研究では西会津町上谷地区を事例にして、ライフヒストリー調査を使って分析した。その結果、上谷地区では、林業と関わる仕事を継続することによって、林業の管理・維持技術が継承されてきたことがわかった。今後の課題としては、この林業技術が後継者に継承されるかということである。この地区では、後継者達が集落に居住していないものの、町内や近隣市町村に居住しており、森林技術の継承が可能になっていた。森林の荒廃を防ぐためには、林業の担い手が減り、森林の所有が曖昧になる前に後継者に森林の管理の方法と心構えを伝えていくことが重要だが、それが可能な集落や地域は限定されつつあるというのが現実である。}, pages = {11--20}, title = {福島県西会津町上谷地区における林業の変遷と課題}, volume = {49}, year = {2015} }