@article{oai:mue.repo.nii.ac.jp:00000426, author = {香曽我部, 琢}, journal = {宮城教育大学紀要, Bulletin of Miyagi University of Education}, month = {Jan}, note = {本研究では、保育カンファレンスにおいて、TEM を用いて近い未来の環境構成や援助の在り方への意識を明確にすることで、発話の対等性や当事者批判など保育者の実践コミュニティに与える弊害を乗り越えられると考えた。そして、TEM 保育カンファレンスにおいて保育者がどのように話し合い、時間的展望を共有し合うのか、その実相を談話分析で明らかにすることで、TEM を用いた「展望共有型のTEM 保育カンファレンス」の可能性と限界について検討する。談話分析の結果、TEM 保育カンファレンスによって、保育者が言葉による相互共有の高い談話スタイルで話し合いを行い、状況説明や当事者批判などの発話はほとんど見られないことが明らかとなった。また、TEMによって保育実践についての時間的展望を図式化したことで、援助や環境構成ついて多様なアイディアが提供され、より高いレベルで時間的展望の共有化が図られたことが示唆された。}, pages = {153--160}, title = {保育者の時間的展望の共有化と保育カンファレンス:複線経路・等至性アプローチを用いた保育カンファレンスの提案}, volume = {49}, year = {2015} }