@article{oai:mue.repo.nii.ac.jp:00000478, author = {小金澤, 孝昭 and 小野, 洋平}, journal = {宮城教育大学紀要, Bulletin of Miyagi University of Education}, month = {Jan}, note = {仙台市を含めて都市郊外の住宅団地では高齢化が顕著で、第二世代と別居した高齢者夫婦・単身世帯の増加が深刻になっている。仙台市の住宅団地開発は、似通った世代が同時期に大量に入居する戸建で住宅団地として住宅地開発がなされてきたことにより、団地造成からの経過年数にしたがって高齢化が進行していくという特徴を持っている。このように高齢化が進む中、住宅団地に居住する高齢者がどのように暮らしているのかという、高齢者の生活行動の実態を分析することは意義がある。そこで、本報告では住宅団地の高齢化と高齢者の生活行動として、特に生活に身近である買い物行動を取りあげた。調査地域は、仙台市における住宅地開発の初期にあたる1964年から1974年にかけて開発された、傾斜地開発の住宅団地である中山地区を事例とした。どのような高齢者が、どのような買い物行動をとっているのかについては、アンケート調査などを通して分析した。  その結果、居住者のライフステージによって、買い物行動には差異があり、 特に交通手段の制限によって、高齢者は買い物行動に制限を受け、困難や不便さを抱えている場合があった。またその際には斜面による制限があること、さらに高齢よるライフスタイルの変化や居住歴などの個別的な要因も店舗選択行動に影響を与えていることも指摘できた。初期の仙台市内の住宅団地においては、中山地区同様に高齢者が同様に制限を受けている可能性がある。}, pages = {25--35}, title = {仙台市における高齢者の店舗選択行動:中山地区を事例として}, volume = {50}, year = {2016} }