@article{oai:mue.repo.nii.ac.jp:00000545, author = {小金澤, 孝昭 and 庄子, 元}, issue = {22}, journal = {宮城教育大学情報処理センター研究紀要 : COMMUE, COMMUE}, month = {Mar}, note = {本研究は、気仙沼市における水産関連産業の復旧段階と復興に関する課題を明らかにするため、産業連関というフレームワークを用い、水産関連産業を構成する漁業セクター、流通基盤セクター、水産加工セクターについて分析した。漁業セクターでは気仙沼船籍の漁船による水揚げの回復は低調であり、流通基盤セクターでは冷蔵能力の回復は半分程度にとどまっている。また、水産加工セクターの回復も遅れているが、この中でも経営規模が零細な企業における回復の遅れが顕著である。こうした復旧段階にある気仙沼市の水産関連産業だが、今後の復興に対しては従業員確保が困難であることと、関東地方および気仙沼市内における出荷量の減少が課題である。震災以降、人口が減少している中でいかにして労働力を確保するか、縮小している家庭内消費を中心とする地域内消費をいかにして増加させるかという方策が求められる。}, pages = {25--33}, title = {気仙沼市の水産関連産業の復興への課題}, year = {2015} }