@article{oai:mue.repo.nii.ac.jp:00000713, author = {内田, 愛 and 郷右近, 歩 and 菊池, 紀彦 and 平野, 幹雄 and 熊井, 正之 and 野口, 和人}, issue = {2}, journal = {宮城教育大学特別支援教育総合研究センター研究紀要}, month = {Mar}, note = {記憶障害者の日常生活において見られる記憶障害を補償するための他者のかかわりについて整理分析を行った。他者は問題に対処するための必要な情報を提供するはたらきかけや、記憶障害者の外的補助利用を補佐し外的補助を有効に機能させるはたらきかけを行っていた。また、記憶障害者自身は他者を外的補助として積極的に活用することや、他者の存在そのものから手がかりを得ることによって問題に対処していた。このことから、従来指摘されてきた、記憶障害者の日常生活をサポートし外的補助を定着させる支援者としての役割、記憶障害者にとっての外的補助としての役割以外にも、外的補助の利用過程に介在し外的補助を有効に機能させる役割、記憶障害者が問題に対処する際に手がかりとして活用できる情報資源としての役割を果たしていることが明らかになった。}, pages = {49--59}, title = {記憶障害の補償における他者の役割―記憶障害を有する一事例の日常生活場面の分析から―}, year = {2007} }