@article{oai:mue.repo.nii.ac.jp:00000747, author = {寺本, 淳志}, issue = {10}, journal = {宮城教育大学特別支援教育総合研究センター研究紀要}, month = {Jun}, note = {本研究は、重症心身障害児に対し、自発的な操作行動の促進を意図して行った教育的係わり合いに関する実践研究である。主に仰臥位・側臥位および椅子座位時の対象児の姿勢の様子とその際の目と手の使い方に着目し、対象児の運動の起こし方を分析した。対象児は、筆者に支えられながら、上体を起こし、課題学習に取り組む中で、連続的にスイッチを操作するなどより高次な操作行動を獲得した。本児は各姿勢において自分なりの外界の受容に基づいて工夫し運動を行っている様子が示された。医療的ケアのニーズが高く、一見極めて障害が重く見られがちな重症心身障害児においても、係わり手がその姿勢と目や手の使い方、及び起こしている運動の意味を捉えつつ、目や手の使い方に関する「初期学習」を行っていくことで、意図的、目的的な操作行動の促進につながり得ることが示唆された。}, pages = {63--73}, title = {重症心身障害児の初期の操作行動の獲得に関する実践研究―姿勢及び目と手の使い方に着目して―}, year = {2015} }