@article{oai:mue.repo.nii.ac.jp:00000770, author = {福田, 善之 and 森山, 茂栄}, issue = {24}, journal = {宮城教育大学情報処理センター研究紀要:COMMUE, COMMUE}, month = {Mar}, note = {ガンマ線や電子と物質との相互作用に特化したモンテカルロ・シュミレーションコードであるEG(Electron Gamma Shower version 5)を使って、96Zrを用いたニュートリノを放出しない二重ベータ崩壊観測実験(ZICOS実験)において重大なバックグラウンドとなる208TIのベータ崩壊事象を除去する手法を開発した。208TIの崩壊では、ベータ崩壊による電子以外に必ず2.6146MeVのガンマ線を放出することから、観測されるエネルギーが二重ベータ崩壊のQ値の近傍となるため、信号と間違える可能性が高い。EGS5を用いた結果、96Zrを含む液体シンチレーターにおいてベータ線とガンマ線の事象によるチェレンコフ光を観測し、かつヒットパターンをパラメーター化することにより、信号の損失効率を約78%に維持しながら208TIの崩壊事象の約93%を除去できることがわかった。}, pages = {19--30}, title = {EGS5シミュレーションコードを用いた208TI崩壊事象を除去する手法の開発}, year = {2017} }