@article{oai:mue.repo.nii.ac.jp:00000783, author = {香曽我部, 琢}, issue = {25}, journal = {宮城教育大学情報処理センター研究紀要:COMMUE, COMMUE}, month = {Mar}, note = {本研究では、保育者が保育施設に就職して、離職するまでの経験や出来事を明らかにすることで、保育者が潜在化するプロセスを明らかにする。そして、保育士が潜在化する要因について明らかにすることで、潜在化を予防する方策について検討を行う。具体的には、現在、潜在保育士として他の職種に就いている研究協力者にインタビューを実施し、言語データをサンプリングする。次に、言語データは定性データ分析ソフト(QDA ソフト)を用いて概念を抽出する。最後に、抽出した概念を時系列に並べ、潜在化していくプロセスについて複線径路・等至性モデリング(TEM)を用いて図式化することで分析を行う。その結果、保育者の潜在化するプロセスにおいて、進路選択と就職活動の2つの分岐点が存在することが示された。とくに、高校から大学進学時の進路選択時において、保育者養成校に進学する以外に、他の進路の選択肢が分岐点として立ち上がってくる経験が示された。そして、分岐点での進路選択に対して後悔するネガティブな感情が、離職する際に、その後の就職活動に強く影響を与えることが示された。}, pages = {47--53}, title = {保育者が潜在化するプロセス ―潜在保育士の後悔という感情に焦点を当てて―}, year = {2018} }