@article{oai:mue.repo.nii.ac.jp:00000821, author = {越中, 康治 and 目久田, 純一}, journal = {宮城教育大学紀要, Bulletin of Miyagi University of Education}, month = {Jan}, note = {本研究の目的は,保育者と教員の道徳教育に対する考え方と権威主義的伝統主義及びDark Triad との関連について,性差及び属性による違いを含めて探索的に検討を行うことであった。本研究からは,大きくわけて以下の3点が確認された。第1に,権威主義的伝統主義傾向の強い現職者ほど,道徳教育において価値や美徳を伝えることを重視し,道徳的な成熟は美徳を身につけることであると認識する傾向にあった。第2に,Dark Triad 傾向(中でもマキャベリアニズムとサイコパシー傾向)の強い現職者ほど,人間の本質は悪であり,抑制されなければならないと認識する傾向にあった。第3に,現職者の道徳教育観においては,性差に加えて属性(保育者・教員)による違いも見出された。教員においては女性に比して男性が,人間の本質は悪であり,道徳は社会によって異なると認識する傾向にあった。また,保育者に比して特に男性教員は,教育の目的を集団のためと認識する傾向にあった。ただし,現職者を対象とした本調査と学生を対象とした予備調査とでは相反する結果も見受けられ,結果の一般化には慎重さを要するものと考察された。}, pages = {287--296}, title = {道徳教育観と権威主義的伝統主義及びDark Triad との関連(2)―保育者と教員を対象とした比較検討―}, volume = {53}, year = {2019} }