@article{oai:mue.repo.nii.ac.jp:00000854, author = {田中, 良英 and 堀田, 幸義 and 津田, 智史}, journal = {宮城教育大学紀要, Bulletin of Miyagi University of Education}, month = {Jan}, note = {近年、高等学校及び大学における「歴史離れ」が懸念されている状況に対し、本稿はその要因と対策とを探る前提として、小学生における歴史への関心の現状、それを取り巻く環境に関する実態調査を試みた。宮城県仙台市周辺の6つの小学校の4 ~ 6年生に関するアンケート調査においては、少なくとも小学生の段階では歴史への一定の興味・関心が捉えられ、必ずしも「歴史離れ」は明示的でないこと、こうした関心の要因としては授業よりも歴史漫画などそれ以外の素材の影響が強いことが明らかとなった。このような実状と連動して、出版業界においても歴史漫画シリーズの売れ行きが好調であることも判明したが、それらの作品には一面的・限定的な歴史理解に陥りかねない構造も潜在する。また歴史への関心を涵養する機会としては、社会科以外の授業の機会も注目されるが、本稿では、とりわけ同様にテキスト理解を根幹とする国語科との連携の可能性を探り、それが双方の学習にとっても相補的である点が確認された。}, pages = {79--106}, title = {小学校社会科教育における歴史的思考力の涵養に向けて―国語科教育との連携の可能性から探る―}, volume = {54}, year = {2020} }