@article{oai:mue.repo.nii.ac.jp:00000855, author = {堀田, 幸義 and 堀田, 理永}, journal = {宮城教育大学紀要, Bulletin of Miyagi University of Education}, month = {Jan}, note = {本稿は、小学校社会科の歴史教育における地域教材の活用について考察するものである。まず、大学生や現職教員を対象に実施したアンケートの調査結果をもとに、小中高でなされている授業の形態や地域教材に関する教員の意識を探り、元児童・生徒である大学生たちは教科書の内容に終始した授業を嫌っており、教科書以外の情報や知識を欲していること、現在の若手教員たちにとって地域教材を開発し活用する力は必ずしも必要と考えられていないことについて述べている。次に、大和町立小野小学校において実施した参勤交代に関する地域教材を用いた授業実践の様子を紹介し、実践の結果を踏まえて地域教材の使い方について考察を加えており、「自分ごと」として「歴史」を学ぶ姿勢を身につけさせる上で地域教材の活用は有効であること、しかるに、その使い方次第では児童の「歴史」への興味・関心をかえって喪失させてしまう可能性があることについて詳述している。最後に、教材化するのに適した仙台市博物館所蔵の貴重な絵図資料について紹介している。}, pages = {107--132}, title = {小学校社会科における歴史教育と地域教材─参勤交代を事例に─}, volume = {54}, year = {2020} }