@article{oai:mue.repo.nii.ac.jp:00000862, author = {渡辺, 尚 and 山内, 美優 and 勅使瓦, 洋人}, journal = {宮城教育大学紀要, Bulletin of Miyagi University of Education}, month = {Jan}, note = {小学校第₄学年「人の体のつくりと運動」の単元は現行の指導要領(平成20年₃月改訂)から再び加わった単元である。教科書に載っている観察・実験方法では、自分の体に触れたり、実際の動物や映像資料を用いることが示されている。一方、実際の自分の筋肉や骨、関節などの動きやつくりを見ることが出来ないこと、自分の腕を触っても骨が一本か二本かを判別し辛いこと、あるいは大人も含め、幼少期に漫画やアニメから得た間違った知識を獲得しインプリンティングされる結果、その素朴概念により「実感を伴った理解」に繋げることが難しいと考えられる。多くの生物教材実践事例について調べヒントを得た結果、大手羽の活用に多くの優れた点を見出すことができた。例えば、コスト・入手の容易さ・準備時間・後処理が挙げられる。また教科書で採り上げられている、人の腕との比較がしやすく、子どもの知的好奇心をくすぐるダイナミックな動きを体験でき、①筋肉の収縮・弛緩の様子、②筋肉同士が拮抗する様子、など観察可能であることが授業実践を通して分かった。大手羽は教材として非常に示唆に富み、有効であることを見出した。}, pages = {197--206}, title = {小学校理科教育での大手羽の教材性を探る}, volume = {54}, year = {2020} }