@article{oai:mue.repo.nii.ac.jp:00000090, author = {吉村, 敏之}, journal = {宮城教育大学紀要}, month = {}, note = {P(論文), 本稿では、教育雑誌『教育論叢』において、1932年から1941年にわたり、教師の実践の改善につながる独自の研究が行われた事実を示す。1937年には「学級児童観察記録」をふまえた事例研究が始まった。『教育論叢』誌での研究の特徴として、次の点を指摘できる。(1) 教師が自分の学級における子どもの姿を記録し、事例研究の対象とする。(2) 子どもの姿を、教師や他の子どもたちとの関係と結びつけて、学級集団の中で見る。(3) 子どもの心理を、社会とのかかわりの中でとらえようとする姿勢がある。(4) 個別の事実の中から普遍的な理論を発見しようと志向する。(5) 編集者の瀬川頼太郎の教育思想が、雑誌の性格に特徴を与えている。}, pages = {217--227}, title = {雑誌『教育論叢』における事例研究 : 学級の事実から理論を創る}, volume = {42}, year = {2007}, yomi = {ヨシムラ, トシユキ} }