WEKO3
インデックスリンク
アイテム
リクール正義論の意義と射程
https://mue.repo.nii.ac.jp/records/416
https://mue.repo.nii.ac.jp/records/4161dc1d867-fa4f-43ed-abe9-f7b467e16d9a
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
---|---|---|
リクール正義論の意義と射程 (1.5 MB)
|
Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
公開日 | 2015-02-16 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | リクール正義論の意義と射程 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | On Ricoeur’s Theory of Justice | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | リクール | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 正義 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 倫理学 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | ロールズ | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 裁き | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
著者 |
川崎, 惣一
× 川崎, 惣一 |
|||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 本論の目的はリクール正義論を検討し、その意義と射程を見定めることにある。『他者のような自己自身』が出版された1990年前後から、リクールの思想は倫理学に傾斜していくようになる。またこの時期に、リクールは正義の概念についての検討を行ってもいる。したがってリクール正義論は自らの倫理学としっかり結びつけられており、「善い生き方の願望」という人間学的平面において構想されている。これが彼の正義論の意義である。リクールはロールズ正義論を評価しつつも、それが「手続き的正義」であって超越論的基礎づけを欠いたものと特徴づけている。そしてロールズといえども、正義の多様性に起因するさまざまな抗争に突き当たる際には「実践的知恵」に訴える必要が出てくるとする。リクールにおいて正義は制度と結びつけて構想されており、なかでも裁判がモデルとされている。裁きにおいて被害者、加害者、さらに司法との間に「適正な距離」が置かれることで、復讐の欲求を鎮め、安寧な社会を構築することが目標とされており(この意味での正義をリクールは「修復的、再構築的正義」と呼んでいる)、このことはわたしたちが「善い生き方」を実現する制度的な裏づけともなる。この点が、リクール正義論の最大の射程である。 | |||||
書誌情報 |
宮城教育大学紀要 en : Bulletin of Miyagi University of Education 巻 49, p. 49-61, 発行日 2015-01-28 |
|||||
出版者 | ||||||
出版者 | 宮城教育大学 | |||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 13461621 |