Item type |
紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) |
公開日 |
2025-04-14 |
タイトル |
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タイトル |
特別支援学校における子どもの哲学(p4c)実践の可能性―学校全体で試みた軽度知的障がいを有する生徒へのアプローチ― |
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言語 |
ja |
タイトル |
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タイトル |
Possibilities of p4c Practice in Special Education Schools – A School-wide Attempted Approach to Students with Mild Intellectual Disabilities – |
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言語 |
en |
言語 |
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言語 |
jpn |
キーワード |
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言語 |
ja |
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主題Scheme |
Other |
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主題 |
社会的・職業的自立 |
キーワード |
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言語 |
ja |
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主題Scheme |
Other |
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主題 |
非認知能力 |
キーワード |
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言語 |
ja |
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主題Scheme |
Other |
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主題 |
対話 |
キーワード |
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言語 |
ja |
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主題Scheme |
Other |
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主題 |
定性的(質的)・定量的(数量的) |
キーワード |
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言語 |
ja |
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主題Scheme |
Other |
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主題 |
評価 |
資源タイプ |
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資源タイプ識別子 |
http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 |
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資源タイプ |
departmental bulletin paper |
著者 |
日野,大治
髙橋,晴紀
田端,健人
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抄録 |
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内容記述タイプ |
Abstract |
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内容記述 |
本稿の目的は、第一・二著者が所属する県立支援学校高等学園(以下「所属校」と略記)での哲学対話「子どもの哲学(philosophy for/with children, 以下「p4c」と略記)」の実践を紹介し、生徒たちの変容を、定性定量両面から記述することである。 はじめに、所属校の概要と先行研究ならびにp4c導入の経緯を概説した。続いて、同一集団の生徒たちが入学してから卒業するまでの3年にわたり継続的に実践したp4cを、主に生徒たちの変容に焦点を当て、年度ごとに記述した。結果として、軽度の知的障がいをもつ生徒たちは、p4cの経験を積むことで、生徒間でトラブルが生じた時にも対話で解決しようとする様子が見られるまでに成長した。そのおかげで、この3年で人間関係のトラブルが大幅に減少した。 次に、こうした生徒たちの成長は、定量的エビデンスでも裏付けられないかとの問題関心から、2つの定量的データを利用した。1つは、所属校の職業評価分析表を活用し、同一集団と1名の生徒につき、第1学年6月と第3学年10月のデータを比較した。全項目で顕著な向上が見られた。もう1つは、アンケート調査を独自に実施した。アンケート調査は、「話し合い活動に対する自信」「非認知『徳』」「学級風土」尺度で構成され、所属校の生徒たちの回答スコアを分析した。その結果、「話し合い活動に対する自信」スコアの平均値が高く、ばらつきも小さく、最小値の3名も項目平均で肯定的に回答していることがわかった。また「学級風土」尺度のスコア平均値も高く、ばらつきも小さく、所属校の当初の人間関係に関する課題に改善が見られた。継続的なp4cの取組の効果を示唆する結果である。さらに、3変数の相関係数も0.50を超えるほど高く、p4cをはじめとする話し合い活動への自信が、非認知スキルや学級風土にプラスの影響を与えている可能性が示唆された。 |
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言語 |
ja |
書誌情報 |
ja : 宮城教育大学教職大学院紀要
号 6,
p. 207-218,
発行日 2025-03-22
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出版者 |
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出版者 |
宮城教育大学教職大学院 |
ISSN |
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収録物識別子タイプ |
PISSN |
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収録物識別子 |
24354457 |